2025.8.9(SAT)!岐阜アンツ
- 村山
- 8月18日
- 読了時間: 5分
今回は岐阜柳ヶ瀬アンツ!
サンキューソールドアウト!

前回の続きは。。。またいつかどこかで!
※途中まで書いてあるんだけどね。
今回のライブはいろいろ特殊だったんで、思いつくまま箇条書き的に記しておく。
・前日入り
浅野とスグルは新幹線で当日入り当日帰り。ゆっちゃんは新幹線で前日夜入り。バラバラで現地入りすると売れているバンドっぽくて、満更ではない。
・コークヘッドの車で前日入り
あたくしは今回一緒にやるコークヘッドヒップスターズで元々ドラムを叩いていた。ギターのサノ氏の強い要望により共に前日に岐阜入り。※あたくしがいると移動中のおしゃべりが盛り上がるためと思われる。
・おいしいもの
前日入りして岐阜のドンである亀くん(DUB 4 REASON)にめちゃくちゃ旨いホルモン焼きに連れて行ってもらう。翌日(本番の日)の昼はその亀くんが経営するたこ焼き屋。ソースやら青のりやらないの。なーんもかかってないプレーンってやつで、これがもうめちゃ旨い。生地に出汁が十分混ぜられてるんだね。ブラウンドットというお店なので行けるものなら行ってみてほしい。
※写真はハニーマスタードとネギ揚げ玉



・前夜祭
その夜、これまた岐阜のドン、亀くんの経営する店舗の1つであるバー、カラーズで前夜祭。
DJやら弾き語りライブもあり、テキーラもまわってくるし、酔いもまわってくるし、ウェルカムトゥザジャングルもかかるし、で、調子にのってそのまま亀くんのDJにマイクで突入。15.6年前に友達の結婚式二次会でやった『もしもガンズアンドローゼスのアクセルローズが武田鉄也だったら』で掻き回そうと思ったらマイクが繋がらない繋がらない。たぶん天の誰かさんが「黙ってろ」と言っていたのかもしれない。
マイクが繋がってからは曲ピークも過ぎているため、目の前で苦笑する女性たちに向けて「明日のライブでいい男を見つけよう!ライブというのはそういう場なのだから」というメッセージを発した覚えがある。極真空手の正拳突きくらいどストレートの余計なお世話だと思う。


・練習なし
1カ月前のライブ以来タイミングが合わず、バンドでの練習はなし。当日のリハもなし。バンドを長くやってるがここまでのぶっつけ本番は初めての経験。あたくし以外のメンバーは特に気にしていない様子。そんな話をしているとすぐにゆっちゃんから「ビビってんの?」と突っ込まれるが、もちろん「ビビってねーし」と返しておく。弱みは見せたくないものだ。
・出演バンド 素敵なメンツ
トップバッターは脂肪遊戯。大好きな岐阜クルーがやっているバンド。あたくし的にはTHIS IS 岐阜。THIS IS アンツ的なバンドと言ってもいい。しかしあまり詳細は語らない方がいいだろう。ギターの人は仮面被ってるくらいだし。
DUB 4 REASONは岐阜のドン、亀くんのバンド。どっぷりドープな本格ダブバンドだ。その音からは深夜のただれた時間特有のすえた匂いがプンプンする。しかし終わってから外に出るとまだカンカンに太陽が照っているため、ズッコケることになる。コケすぎて膝を強打し救急車で運ばれたお客さんを数人見た気がする。実はこのバンドこそTHIS IS 岐阜。THIS IS アンツなバンドである。
・SODA!集合
入りがバラバラだったが、本番の2時間ほど前にようやく全員集合。1カ月ぶりの集合。浅野が抜歯して間もないため、 2日前に急遽おとなしめの曲を中心にセットリストを組みなおした。リハもないし不安もある。でもまあ結局なんとでもなるのよ。わかってる。
お客さんのお陰もあり、結果ライブはやっぱり最高。
SODA!の曲は展開がシンプルだし繰り返しが多いけど、もちろん意図がある。イベント後の打ち上げBBQでハスキンのテッキンと話したが、その意図をテッキンはしっかり見抜いていた。たぶんあたくしよりも。






ライブPhoto by Akihiko Watanabe
・ハスキングビー
高いレベルで安定していて、いつ観てもホントいいライブ。福田くんのドラム、大好き。優しくてキレがあり喉越し最高のドラムなのである。
・コークヘッドヒップスターズ
そしてCOKEHEAD HIPSTERSは7年ぶりのライブらしい。何よりあたくしは元々ドラムを叩いていたわけで、何かしらででしゃばりたい。隙を見てはでしゃばりたい。結果、登場前に前説的に喋る、途中の曲間で間が開けば喋る、アンコール前で皆が一旦引っ込むなら喋る。どうやらあたくしは喋りたくてしょうがないらしい。
・そして長良川花火大会でBBQ
イベント終了後はそれぞれ徒歩で河原まで移動し、長良川花火大会の花火を観ながらBBQ。
ちょっと岐阜、楽しすぎるのよ。もちろん亀くんをはじめ、素敵な岐阜クルーのおかげですけど。
・汗と匂いとあなた
今回のイベントはソールドアウトだった。だからステージを含め会場全体がアッチアチ。会場から出てくるほとんどのお客さんはもちろん汗をかいている。
あたくしは汗をかいて、前髪がオデコに張り付いているような女性が好きなので、そういう時は必ずお客さんの方に行くようにしている。そんな女性と話がしたいから。
そもそもこの歳になると女性と話す機会はそんなにないため、話溜めもしておきたい。声をかけてくれた人にはステッカーを配りながら、心の内では女性たちの汗のかき具合をチェックする。
前夜の酒が抜けきらない中で、リハもなくライブをして、疲れきった中年の身体にムチを打ちながらもあたくしは視野を拡大させる。汗にまみれて興奮冷めやらぬ顔を手でパタパタあおぐ、そんな女性を遠巻きに眺めるためだ。この際話はできなくてもいい。そんな気持ちで時間が許す限り移動を繰り返したのだった。
もしあなたが汗かきなら、気をつけた方がいい。あなたがSODA!のライブで恥ずかしいくらい汗をかいた時、すぐ近くには──。



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